自分の資産は自分で守ろう!
正しい金庫の選び方をご紹介



店舗やオフィスなどには必ずと言っていいほど設置されている金庫ですが、一般家庭での所有は少ないと思われます。 東日本大震災の後、6,000個近い金庫が警察に届き、現金や大切な書類が持ち主に戻ったという話があるように、現在では金庫の必要性・重要性が、店舗やオフィスだけでなく、一般家庭においても認識されています。

金庫を所有する理由としては、単に現金や宝飾品をたくさん持っているからというだけではありません。
例えば、家や土地を購入した際に権利書の保管に不安を感じ、金庫を購入することも多いようです。大切なもの、失いたくないものを入れておく金庫。金庫があれば、泥棒に入られても、災害に遭っても、大切なものが守られて手元に戻ってくる可能性が高まります。保管するものや用途によって、金庫の種類もさまざまです。
ここでは、正しい金庫の選び方をご紹介します。


金庫には何を収納するのか

金庫は現金を収納するものという印象が強いのではないでしょうか。他にも宝飾品や貴金属、家の権利書、有価証券などが考えられます。
しかし、誰もが現金や貴金属を収納しているとは限りません。現金や貴金属などのほかに、アルバムや思い出の品などを収納する人も数多くいます。 思い出の品は、人によっては現金よりも大切なものである場合もあります。金庫はそういった宝物を守ってくれるのです。


種類やセキュリティ性能、キーのタイプから選ぶ

収納物の多様化に伴い、金庫の種類も増えてきています。 盗難を防ぎたいならば防盗性に優れたものを、火災から守りたいならば耐火性のあるものを、といった具合に目的に合わせて金庫を選ぶことが必要です。

データを守るデータセーフ金庫火災から磁気メディアも守るデータセーフはそのままクリック、人目につかない場所に保管できるシークレット金庫、さらには、万一の災害時に、証明書や通帳、書類などを入れて持ち運びができる耐火・防水性能を有したバッグタイプの金庫持ち運びに便利なプロテクターバッグはそのままクリックも登場しています。錠前に関しては、以前はダイヤルタイプが一般的でしたが、最近では指紋や顔などの生体認証で解錠するタイプも増えてきています。
金庫の種類やセキュリティ性能を比較検討し、用途に合ったものを選びましょう。


大切なものを守るために金庫選びは慎重に

防盗金庫は、セキュリティ面において優れた特長を持ちます。 しかし、泥棒が開けにくい構造になっている分、自分で開けるときにも手間がかかってしまうといった側面があります。 一般家庭では耐火金庫を選ぶことが多いようですが、真珠や琥珀、宝石類など美的価値のあるものは、熱や蒸気により変色・変形するものがあり、保管条件に合った専用の耐火金庫が必要です。

このように金庫にはさまざまな種類があり、複数の機能や特長を兼ね備えた金庫も存在します。金庫のメリットを最大限に生かすためにも、目的に合わせて慎重に選ぶことが大切です。